スクワットって姿勢大事だよなって話2

こんにちは、しげたです。

近所の子供たちが口ずさんでいたフレーズが頭から離れません。

いぃーとーまきまき、いぃーとーまきまき、ひぃーてひぃーて、真剣佑

というフレーズです。

なんで、糸を巻いて引いた結果、真剣佑が出てくるのだと変に疑問に思ってしまったので、

頭の片隅にそっと置かれてしまいました、

その中にあるストーリー性やこの歌詞が生まれた舞台の裏側などを考えると気になって仕方ありません

どんな気持ちの時にこの歌詞が思い浮かんだのか、その時周りにどんな人物がいたのか、このフレーズを口ずさむとどんな影響があると思ったのか考えればきりがありません。

きっとぼくはこれから糸を見るたび頭の中に真剣佑が出てくると思うので、呪いをかけられた気持ちです。

よくよく考えると歌詞の通りになってしまいました、糸を見て引いたり巻いたりしたら真剣佑が出てくるのです。

この歌詞、深いのかもしれません、

夏の暑さを感じるたびかつて遊んだ海や山、雨が降って台無しになった旅行、雲の合間に見える真っ青な空、親父と一緒に入った湯舟、

嫌なことも楽しかったことも思い出すように

僕はこれから、糸を見るたび真剣佑と公園で遊んでいた子供達を思い出すのです。

ありがとう、真剣佑。

変にノスタルジックな感じになってしまいましたが、

スクワットの話に入りたいと思います。

前回は姿勢が重要な理由について話す前に力尽きて終わっていたと思いますので、

ここから、話を続けていきたいと思います。

おさらいとしては、背中をタイトにする、ブレーシングを使って腹圧をかけることが重要ということです。

では、なぜこの姿勢がスクワットにとって重要だと感じたのか見て行きましょう

なぜこの姿勢がスクワットに重要なのか

この姿勢をとるとスクワットだけでなく様々なトレーニングにも役立ちます。

重要だと感じた理由については3つくらいあるので箇条書きにしていきます。

  • 脊柱への負担が減る(障害予防)
  • 骨盤が前傾する。
  • 腹部が固定される。

こんな感じです。

ひとつづつ説明していきます。

脊柱の負担が減る

脊柱というのは背骨のことです。

大体の人が普段どおりに生活していると腹圧がかかっていない状態、もしくは圧が低い状態だと思います。

これはほぼ上半身の重さを脊柱が支えている状態だと言えます。

この状態をずっと続けていたら、そりゃ、腰痛になるわ、ヘルニアにもなるわと思いませんか?

僕はそう思いました、

スクワットにとって重要だって話なのでスクワットを想像してみましょう。

腹圧のない状態で重りを担いでいます。これはかなり危険な状態だと思いませんか?

担いでいるバーベルの重りと上半身の重みを支えているのは脊柱だけでので、

腰を壊すことは容易に想像できると思います、

ですのでしっかり腹圧をかける姿勢というのは重要なんですねー。

骨盤が前傾する

背中をタイトにしてブレーシングをすると骨盤が前傾します。

骨盤が前傾すると下半身のパワーがめちゃくちゃ上がります。

なぜかというと骨盤が前傾するとケツとハムストの筋肉の出力を出しやすくなるからです。

この現象が起こる理由は筋肉の付着部の距離がはなれて張力が発生するためです。

スクワットの動作は平面で見ると下げるときは膝関節と股関節が同時に屈曲して、あげるときは同時に伸展して元のポジションに戻っているのがわかります。

骨盤が前傾している状態では、

下げる場面では四頭筋とハム、ケツが重さに耐えながら力を蓄え下がっていきます。

上げる場面ではケツ筋の張力で初速をつけ収縮していき股関節を伸展させていきます。

次に四頭筋が膝関節をぐっと引っ張り膝を進展させていきます、

と同時にハムも膝関節と股関節を引っ張り四頭筋の補助から伸展のメインブーストへとフェードしていきます。

動作のプロセスを見るとハムとケツの重要さがわかると思います。

こんなことが起きていて人は立ち上がることができるのですね。

この動作をしているときに骨盤が前傾していないと何が起こるかというと、

やってみればすぐにわかると思うんですけど、四頭筋しか出力されません。

極端な言い方だったんですけど、本当にハムとケツは出力しづらくなります。

骨盤を前傾しないやり方をずっとヘビーに行うと確実に膝を痛めます、

僕は当時よくわかっていなかったので痛めてしまいました☆

骨盤が前傾されている状態だとパワーは出るし、膝も痛めないし最高ですね。

ちなみに女性の方に言っておきたいんですが、骨盤前傾できていない人は歩くときに膝関節で出力しているのでどうなっていくか容易に想像できると思います。

頑張ってくださいw

腹部が固定される

実は脊柱の負担が減るのと同じカテゴリーでいいかなと思ったのですが、僕がかいてて混乱しそうだったので分けました。

腹部が固定されると、床反力を無駄なく下半身から上半身へと伝えることができます。

ですので腹部を固定すると力の方向を垂直に保持することができるため、力が分散せず安定してバーベルを担ぎ上げることができるというわけです。

これはなかなか大事です。

そして、腹部が固定されないとどうなるかというとですね、

腹部の骨格は脊柱しかありません脊柱だけでは下半身から伝わった力をうまく上半身に伝えることができない。

脊柱に負担がかかる!ということが考えられます。

話はちょっと変わるんですけど、

変な言い方をすると、腹部の骨格が脊柱のみであるために自由な動作を手に入れることができたと言えると思いません?

逆に腹部を固定するために新たに骨が加えられたら我々は腰をひねって振り返ることすらできなくなる、

それは、嫌だから筋肉をつけて腹部を安定させようとしたって感じなんだろうなぁと推測しています。

なかなか流動的に動けるように人間って進化したんだなぁと思って感動しています。

おわり

なんとなくスクワットは姿勢が大事だというのはわかっていただけたでしょうか?

ブレーシング、背中をタイトにしてスクワットやってみてください。

ほかのトレーニングにも私生活にも役立つと思います。

骨盤を前傾にするというのも意識的にやっていただけるとより効率的だと思いますので頑張ってくださいね。

ではまたね~ノシ

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