背中は全指で握りこんだ方がよくねって話
こんにちは、しげたです。
今日も今日とてトレーニングをしてきました。
今日は背中と肩のトレーニングをしたわけですが気づいたことがあります。
今更ですがバーをしっかり握ることは大事だなとおもいました。
チンニングをやっているときに僕はいつもは親指を外すのですが、なんだか広背筋への負荷が抜けてる感じがして不快だったので
今回は少し変えて親指もまいてみたのです。
そしたら面白いくらいに変わりました。
しっかりと力が伝わって最後まで引き切り広背筋を収縮させることができたのです。
やはり固定観念にとらわれることはよくないなと思いました。
では今回のチンニングはなぜ親指を巻き付けるようにしようと思ったのか話します。
握りについてよく聞く話が親指を外して小指側を強く握ると広背筋をフォーカスしやすいという説です、(この話をよく聞いていたので親指を外していました。
これは、背中の筋肉を支配している神経が小指側の指を支配している神経とつながっているからという理由と
手首を軽く屈曲した状態にしやすくするためという理由があるそうです。(手首を軽く屈曲させると手首が固定され安定して重りを引くことができる。
ですが僕は神経のことについては気のせいなんじゃないかなと疑問を感じました。
解剖学書を見てみるとどうしても尺骨神経と背中に伸びる神経はつながっているようには見えないんですよね、どちらかというと橈骨神経の方につながっているように見えます。
まぁどうでもいいんですけど、僕はそんなことよりももっと単純に考えるべきだと思いました。
そんな時、ロッククライマーのドキュメンタリー番組を観る機会があり、その中で指の引っ掛け方を説明するシーンがありました。
まず突起した部分に人差し指から小指を引っ掛けさらに人差し指に親指を引っ掛けるそうです。
強調していっていたのですが親指を引っ掛けてやっと力が入ると説明していました。
指の引っ掛けかたによっては命を失いかねないことをしている人たちなので説得力が違います。
つまり、この引っ掛け方が示唆することは全指を使わない手はないということです。
どんなに小さな突起部分でも指を引っ掛けて登らないといけないのでなるべく全指を使ってフルパワーで登ることはごく自然なわけです。
死んでしまいますからね。
じゃあ、トレーニングはというとフルパワーでやらない手はないですよね、
筋力=筋横断面積であるからです。
しっかり握りこんで安定した状態で動作をしなければ力は伝わらず力は発揮できません。
トレーニングも全指をつかってフルパワーで動作させることはごく自然であるべきです。
こういった経緯で僕は背中のトレーニング中、バーを握るときは親指も巻き込むようにしたのです。
ずいぶん遠回しに当たり前のことに気づいたなと自分でも笑ってしまいます。
すべてのトレーニングにおいて全指を使うべきであるというつもりはありませんが、少なくとも引く動作のトレーニングは全指で握りこむべきであると考えます。
力を伝わりやすくすることが最優先であると考えているからです。
こんな感じです。またね~ノシ